東洋大、タイ勝でVつないだ 甲斐野が6回12K完璧救援

[ 2017年10月28日 05:30 ]

東都大学野球最終週第2日   東洋大2―1亜大 ( 2017年10月27日    神宮 )

4回から救援し無失点で最後を締めた東洋大2番手・甲斐野
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 勝ち点を挙げた方が優勝となる東洋大―亜大の2回戦は、東洋大が2―1で競り勝ち、1勝1敗とした。4回から登板した甲斐野央投手(3年)が6イニングで12三振を奪う好救援で4勝目を挙げた。3回戦は11月4日に行われる。未消化だった3回戦は国学院大が中大を下し、2勝1敗で勝ち点3とした。

 東洋大は負ければ優勝を逃す崖っ縁で、甲斐野が好救援で勝利を呼び込んだ。1―1の4回から登板し、6イニングを無失点。巨人にドラフト4位で指名された北村からの3三振など毎回の12三振を奪った。「いつも(高橋昭雄)監督に怒られているおかげで爆発できた」と力に変え、指揮官も「こんな立派に投げてくれるとは」と喜んだ。最速152キロを誇る右腕。視察した巨人の岡崎郁スカウト部長は「来年間違いなく候補に入る」と高く評価していた。

 ▼亜大北村(巨人ドラフト4位。3三振を喫し)情けないゲーム。日本一になるために入学した。最後はいい思いをして卒業したい。

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2017年10月28日のニュース