マー君、また大量失点…メジャー500K達成も6回途中7失点

[ 2017年6月1日 10:35 ]

ア・リーグ   ヤンキース―オリオールズ ( 2017年5月31日    ボルティモア )

オリオールズ戦に先発したヤンキースの田中 (AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(28)は5月31日(日本時間6月1日)、敵地ボルティモアでのオリオールズ戦に先発したが、5回2/3で103球を投げて9安打7失点、2四球4三振で降板。今季6勝目はならなかった。防御率は6・34。

 2戦計14失点の屈辱から立ち直り、5月26日のアスレチックス戦ではメジャー自己最多の13奪三振で7回1/3を1失点と好投した田中。しかし味方の援護に恵まれずに4敗目を喫し、自己最長の3連敗となっていた。

 連敗脱出を期して臨んだこの日は、1、2回は先頭打者を塁に出しながらも後続を打ち取って無失点。しかし3回に突然崩れた。先頭のジョセフは空振り三振に斬ったが、ハーディ、スミスに連打を浴びて1死一、二塁のピンチを招くと、A・ジョーンズに左中間フェンス直撃の二塁打を浴びて失点。なお二、三塁から3番マチャドは空振り三振としたが、続くトランボに右翼頭上を越える2点二塁打、5番デービスにも中前適時打を打たれて計4失点を喫した。

 続く4回も立て直すことができず、2死からハーディの左翼線二塁打と四球で一、二塁とされると、A・ジョーンズに中越え3ランを被弾。5回は三者凡退で終えると、6回は先頭のスクープに左二塁打を打たれて2死二塁の場面で降板した。

 なお、田中は3回にマチャドからこの日3個目の三振を奪い、メジャー4年目で通算500三振を達成。日本では1238奪三振を記録している。

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