オリ、ドラ5小林が幸運プロ初勝利 サヨナラに興奮「忘れていた」

[ 2017年6月1日 05:53 ]

交流戦   オリックス2―1ヤクルト ( 2017年5月31日    京セラD )

10回1イニングを抑え、プロ初勝利を挙げたオリックス・小林
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オリックスは延長10回に駿太の右翼線二塁打で今季3度目のサヨナラ勝ち。意地の3連勝で、球団ワースト記録となる月間20敗を免れた。10回から登板し、2死一、二塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けたドラフト5位・小林にプロ初勝利が転がり込み「初勝利というのは忘れていた。とにかく打ってくれと思っていた」と興奮気味に話した。

 春季キャンプは1軍スタートも、オープン戦期間中に2軍降格。5月13日に出場選手登録され、9試合目の登板だった。チームは5月は6勝19敗と失速したが、4勝は新人の黒木、山岡、小林と2年目の赤間によるプロ初勝利。「これからも0(点)でいきたい」と小林が話したように、新戦力の台頭が巻き返しを期す6月の大きな力となる。

◆小林 慶祐(こばやし・けいすけ)1992年(平4)11月2日、千葉県生まれの24歳。八千代松陰から東京情報大を経て日本生命入社。高3夏は県大会1回戦で君津に敗れて甲子園出場はなし。16年ドラフト5位で入団。1メートル87、86キロ、右投げ右打ち。今季年俸1000万円。

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2017年6月1日のニュース