周平8キロ減 ゲレーロと三塁争い来季は「崖っ縁」

[ 2016年12月26日 05:30 ]

餅つきイベントに参加した中日の高橋
Photo By スポニチ

 来季6年目を迎える中日の高橋周平内野手(22)が25日、愛知県名古屋市内にある名古屋学院大日比野校舎での餅つきイベントに参加。膨らむ餅とは正反対に約8キロのシェイプアップに成功したことを明かした。

 「オフは太りやすいから気にしています。今は87キロくらい。焼き肉が好きだったけど、今は和食中心。魚が好きですね」

 来季の目標に全試合出場を掲げ「1年間体が持つように。やらなきゃいけないことはいっぱいある」と、シーズン中に最高95キロあった体重は食事面の改善と徹底したウエートトレーニングなどで87キロに。意識と肉体の改革は順調に進んでいる。

 年明けは大阪府内で、今季、チームで唯一全試合出場を果たした大島と約2週間の合同自主トレを予定。「タイミングを取ることもうまい。打撃フォーム、土台、体をしっかり作るトレーニングのことを学びたい」と、どん欲な姿勢を見せる。

 今季は4月末に右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し3カ月の長期離脱を強いられた。来季は新助っ人ゲレーロ(元ドジャース)らとの三塁定位置争いが待つ。「来年ダメなら…。崖っ縁だと思っている」。餅のように粘り強く、シーズンを完走する覚悟だ。(細川 真里)

続きを表示

2016年12月26日のニュース