中崎 来季はケガしま宣言「甘さ感じさせられた」

[ 2016年12月26日 05:30 ]

ファンと記念撮影をする野間(前列中央右)と中崎
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 リーグ連覇、そして悲願の日本一へ、同じ過ちは繰り返さない。広島市内で野間とともにトークショーに参加した広島・中崎翔太投手(24)が25日、来季の最大目標に「無ケガ」を掲げた。

 「今年はケガをしたのが一番悔しかった。ケガをするとは思っていなかったので」

 9月23日に右腰部に違和感を覚え「右傍脊柱(ぼうせきちゅう)筋の炎症」と診断され同25日に出場選手登録を抹消された。リーグ優勝決定後だったとはいえ、レギュラーシーズンを完走できず、ポストシーズンにおいてチームに不安を与えた自分が許せなかった。ケガによる離脱は、日本ハムとの日本シリーズ第5戦で西川にサヨナラ満塁弾を浴びた悔しさを上回るとも表現した。

 「あのホームランも悔しいですけど、自己管理の足りなさ、自分の甘さを感じさせられた。優勝して気が抜けたところがあったのかもしれない」

 今オフは下半身強化を中心に連日、トレーニングに励んでいる。イベントがある日も真夜中にランニングするなど基礎体力つくりに余念がない。不動の守護神となるべく、今の中崎に隙はない。(柳澤 元紀)

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2016年12月26日のニュース