ヤクドラ1寺島あるぞ!開幕ローテ入り 真中監督「競争」明言

[ 2016年10月31日 05:30 ]

 ヤクルト・真中監督が、20日のドラフト会議で1位で指名した履正社・寺島の開幕ローテーション入りに言及。「過剰な期待をしてはいけないけど、小川、石川、山中以外は競争。今年の結果を見れば、新人や新外国人が割って入ることは十分ある」と明言した。

 ドラフトでは創価大・田中、桜美林大・佐々木千の即戦力投手に人気が集まる中、高校No・1左腕・寺島を1位で単独指名。「直球に威力があるし、打者を見ながら投げる賢さもある。高校生だがすぐに使える素材」と編成部門と真中監督の意見は一致していた。21日に指名あいさつを受けた寺島も「開幕ローテーションに入って1勝を挙げたい」と自覚十分だ。

 来年2月の春季キャンプは1軍スタートの予定。寺島が飛ばしすぎての故障を未然に防ぐため、首脳陣はブルペンの球数を制限する方針だ。伊藤投手コーチは「1年目からリリーフは考えていない。(先発の)層も薄いし、いろいろな可能性がある投手だから」と期待を込める。練習試合、オープン戦で結果を残し続ければ、18歳左腕が開幕の先発枠に入る可能性は十分ある。 (平尾 類)

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2016年10月31日のニュース