マー君、自己最多14勝の権利持ち降板 7回1失点、奪三振0の珍事!防御率リーグトップに

[ 2016年9月16日 10:53 ]

レッドソックス戦で先発したヤンキースの田中将大(AP)

ア・リーグ ヤンキース―レッドソックス

(9月15日 ボストン)
 ヤンキースの田中将大投手(27)が自己最多14勝目を懸けて15日(日本時間16日)の地区首位レッドソックス戦に先発。7回93球を投げ4安打1失点と力投。勝利投手の権利を持って降板した。試合は8回を終えて5―2でヤンキースがリードしている。

 初回、オルティスに二塁打を浴びたが、無失点に抑え上々な立ち上がりを見せた。4点リードの3回には1死満塁のピンチを招き、オルティスの犠飛で1点を失ったが、後続を断ち追加点を許さなかった。田中は21個のアウトをとったが、奪三振は0の珍しい投球結果となった。防御率は2・97と2点台に突入しリーグトップとなった。

 登板を翌日に控えた14日(同15日)はヤンキースタジアムで最終調整。前回登板となった10日のレイズ戦では自己最多に並ぶ13勝目を挙げ、現在6連勝中の右腕は「カードの頭を取ることは勢いをつける意味でも凄く大事だと思うし、チームを勢いづけられる投球ができれば一番いいかなと思う」と首位叩きへの意気込みを口にしていた。

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