大谷 チェンジアップ投げた「ちょっと試そうかなと」

[ 2016年2月1日 05:30 ]

ピオリアで初めてブルペンでの投球練習を行う大谷

 この日の日本ハム・大谷は、アリゾナで初めてブルペンに入り32球。投手3冠に輝いた昨季はほとんど使わなかったチェンジアップを6球投じ「昨年は使う必要がなかったけど、ちょっと試そうかなと思った」と振り返った。

 狙いは「投球数の省エネ化」と「左打者対策」だ。昨季は5完投を記録したが「(チェンジアップは肩、肘に)負担も少なく、楽なので」。フォークより落差は少ないが、タイミングを外し、1球で簡単に打ち損じを誘うことができる。捕手を務めた市川は「左(打者)の外角に逃げていく感じで有効だと思う」と評価。昨季の対右打者の被打率・154に対し、対左打者は同・207と抑えてはいるが、向上心が尽きることはない。

 キャンプ前3度目となるブルペンでは、直球、カーブも、5割程度の力で確認しながら投げ込んだ。「最初から飛ばす人はいない。しっかり準備をして体を動かせるようにしたい」と調整は順調だ。

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2016年2月1日のニュース