キヨシが語るノック いいねえ。選手との距離埋めて“ラミレス一家”に

[ 2016年2月1日 09:02 ]

バスに乗り込むラミレス監督
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 いいねえ、ラミちゃん監督。ノックは選手とコミュニケーションを取るのに一番効果がある。

 明るいキャラで選手からすれば接しやすいと思うけど、監督という立場になれば、どうしても距離ができる。それを埋めてくれるのがノック。言葉じゃなく、ボールを通じて心と心を通い合わせる。現役時代、長嶋監督からじかにノックしてもらうと気持ちがビンビンに伝わってきたもんね。特に79年秋の伊東キャンプ。あのときのノックのおかげでその後の野球人生があったと思ってる。

 DeNA監督の4年間、内野手はほぼ全員ノックしたと思うけど、外野手までは手が回らなかった。ラミちゃんはまだ若いし、野手全員にノックするという意気込み。チームを「ラミレス一家」にしてやるという意識を感じる。まずは、お手並み拝見。楽しみだ。 (スポニチ本紙評論家・中畑 清)

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