ヤクルト・田中浩、1000万円減 来季は出来高つけず“勝負”

[ 2015年12月3日 17:32 ]

契約更改を終え会見するヤクルト・田中浩

 ヤクルトの田中浩康内野手(33)が3日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円減の来季年俸6500万円でサインした。

 FA権を行使しての残留を選択した33歳。改めて宣言残留を選択した理由について「スワローズファンの声援、その一心です」とファンに感謝の意を述べた。来季迎えるプロ12年目へ「監督に使ってもらえるように準備するだけ。具体的な目標は自分の中にたくさんあってイメージしているが、内に秘めたいと思います」と静かに闘志を燃やした。

 外野に挑戦した今季だったが82試合の出場で打率・201に終わった。物足りない数字ながら1000万円減に止まったが出来高はついておらず、小川SDは「本人が出来高をつけずに来年勝負したいということで、その心意気を買った」と説明した。(金額は推定)

続きを表示

2015年12月3日のニュース