巨人 6時間21分の激戦制し4連勝!延長11回、小林が決勝打

[ 2015年8月22日 00:22 ]

<広・巨>延長11回2死満塁、中前適時打を放つ巨人・小林

セ・リーグ 巨人4―3広島

(8月21日 マツダ)
 巨人は先発のポレダが3回途中3失点で降板したものの、8回に追いつき、雨による2度の中断を挟んで日付をまたぐロングゲームとなった延長戦を制して4連勝。広島戦の連敗を4で止めた。

 初回2死二塁から4番・阿部の15年連続2桁本塁打となる右越え10号2ランで先制。ところが、3回2死二、三塁からグスマンのゴロを遊撃手の坂本が後逸し、2者が生還して同点に追いつかれてしまう。これで気落ちしたポレダは満塁にピンチを広げて丸に痛恨の押し出しの四球を与え、降板となった。

 それでも、その後は土田、宮國、山口、マシソン、戸根、沢村とつないで広島に追加点を許さず、1点を追う8回2死から坂本、阿部の2者連続二塁打で同点。延長10回のピンチをしのぐと、11回2死満塁から小林の中前適時打で勝ち越した。

 広島は先発の前田健が初回に阿部に2ランを浴びたものの、その後は巨人打線に追加点を許さず、7回を5安打2失点。相手が自滅する形で勝ち越したが、8回に登板した大瀬良が痛恨の失点。前田健は球団4人目の6年連続2桁勝利が次回登板に持ち越しに。延長10回には2死一、二塁から菊池の左前打で本塁を狙った赤松が憤死し、サヨナラのチャンスを逃すと、11回に登板した5番手の戸田がつかまった。

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