力投の藤浪交代後…福留ゴメン劇弾「晋太郎には申し訳ない」

[ 2015年5月27日 22:06 ]

<神・楽>延長11回、サヨナラ弾の福留(左)は好投の藤浪に祝福される

交流戦 阪神2―0楽天

(5月27日 甲子園)
 阪神・福留が劇的な一発で投手戦に終止符を打った。

 0―0の延長11回2死一塁で福留が5番手・戸村から2ボールからの直球を捉え、中越えに大飛球を打ち上げる。

 「有利なカウント。なるようになれと思いきっていった。感触は良かったが左中間よりでどうかなと思ったけど、甲子園の風に助けられた」

 打球はジャンプする中堅手・福田のグラブを越え最前列に飛び込んだ。

 劇的な幕切れ。ただ、この試合にはもう一人“主役”がいた。先発の藤浪は131球を投げ13三振を奪う力投を見せたが、打線の援護なく10回を無失点のまま無念の交代となった。その右腕に白星を贈れず「晋太郎には申し訳ないことしたが、凄く頑張っていたんでこういうゲームができた」と若武者の力投をねぎらった。

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