菅野 連続完投でトップタイ6勝!原監督900勝に花

[ 2015年5月27日 05:30 ]

<巨・西>西武に勝利し、阿部(右)とタッチを交わす菅野

交流戦 巨人11-1西武

(5月26日 郡山)
 満足感とともに、巨人・菅野には悔しさも残った。2試合連続完封が目前の9回に1死から連打を許し、1失点完投へと変わった。

 「残念です。完封したかった。2試合連続、長い回を投げられたことは良かった」

 圧巻の立ち上がりだった。2回には先頭・中村から回をまたいで5者連続空振り三振。「フルスイングしてくるので怖かった」と印象を語った森は3打席連続空振り三振と格の違いを見せ、計9三振。

 今季好調の十亀との投げ合い。しかも試合前時点でパ・リーグ2位の打率・262の強力打線を相手にした。「去年はエース級が来ると“嫌だな”と思った。正直、心のどこかで弱気な自分がいた」。今年は精神面でも成長。シーズンの行方を占う大事な交流戦の初戦で、同僚の高木勇に並ぶハーラートップの6勝目を挙げ「チームにとっても単なる1勝ではないと思う」と胸を張った。

 原監督には昨年4月の監督通算800勝に続き、900勝も届けた。「そういった記録に携われて本当にうれしい」。エースが貫禄の投球でチームをさらに勢いづけた。

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