師匠ラミちゃん助言即効!カラバイヨ 自身初2発でゲッツ!

[ 2015年5月27日 05:30 ]

<D・オ>5回1死、カラバイヨがバックスクリーン弾を放ち、カメラに「ゲッツ!」

交流戦 オリックス10-3DeNA

(5月26日 横浜)
 バックスクリーンにガツンと直撃した。ドヤ顔でダイヤモンドを一周したオリックスのカラバイヨは、ベンチ前でのハイタッチが終わると“予告通り”ゲッツのポーズ。昨年、BCリーグ群馬でともにプレーし、打撃の師匠として慕うアレックス・ラミレス氏と試合前に球場で再会。「打ったら(ラミレスのパフォーマンスだった)ゲッツをするよ」と予告しており、有言実行のパフォーマンスだった。

 だが、久保のスライダーをたたいた5回の9号ソロだけでは終わらない。7回には大原の低めの直球をライナーで中堅左へ運ぶ10号ソロ。すると今度は関係者席のラミレスに向かってゲッツ! ここ3試合無安打だったが、自身初の1試合2発で4番の仕事ぶりを師匠に見せ、「リフレッシュして、イメージ通りに打てたね」と喜んだ。

 同じくホオが緩んだのがラミレス氏だ。「シーズン当初はみんな、これだけの成績を残すと思っていなかったでしょ」と目尻を下げ、「もしやるなら、ゲッツを30回はやってよ」と指令。伝え聞いた弟子は「30回やりますよ」と即答した。

 視察に訪れていた宮内義彦オーナーは「あえて、何も言わないようにしているから」と言いながらもニコニコ顔。推定年俸1000万円の格安助っ人が軸になり、チームは5月に入って2度目の2連勝を決めた。セ・リーグ首位のDeNAから快勝した森脇監督だが「我々は前に進むしかないから」と言い切る。交流戦で白星大量ゲッツ! といきたいところだ。

続きを表示

この記事のフォト

2015年5月27日のニュース