東大 4年半ぶりの1勝 歓喜の応援席 浜田監督「こんなにドラマチックなんて」

[ 2015年5月23日 19:37 ]

<東大・法大>10回1死二、三塁、東大・山田の野選で生還した三走・飯田

東京六大学野球春季リーグ第7週  東大6―4法大

(5月23日 神宮)
 東大が10年秋の早大1回戦以来の勝利を挙げ、連敗を94で止めた。

 勝利の瞬間、スタンドからは大歓声が上がり、応援団は抱き合い、涙を流す学生もいた。「連敗が止まる試合が、こんなにドラマチックに逆転、逆転でとは思っていなかった」と東大の浜田監督。5回に1度リードを奪い2点を追う8回に山田の右中間適時三塁打などで同点。4―4の延長10回1死二、三塁から内野ゴロの間に勝ち越しに成功した。

 勝因として浜田監督は「選手は最後まで平常心でできた。法大の方が硬くなっていた」と分析。4年以上勝っていないチームに粘られ、負ければ優勝の可能性がなくなる法大が自滅した形となったことは否めない。

 次は02年秋以来の勝ち点が目標になる。100連敗を免れて「ほっとしている」指揮官だが、もう1つ勝って初めて意味のある連敗ストップとなる。

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