球児 自由契約に 日米全球団との交渉が可能に

[ 2015年5月23日 05:31 ]

レンジャーズから自由契約となった藤川(AP)

 レンジャーズは22日、戦力外の藤川球児投手(34)を自由契約にするための手続きを取ったと発表した。

 17日に藤川を40人枠から外したと発表していた。ウエーバーにかけられたが、獲得を希望する球団がなかった。マイナー行きの選択肢もあったが、自由契約になることを選んだ。24日午後に自由契約となる見込みで、フリーエージェント(FA)となり、日米全球団との交渉が可能になる。

 古巣・阪神が獲得に興味を示すなど、12年以来3年ぶりに日本球界へ復帰する可能性も出てきた。

 藤川は13年にカブス入りしたが、6月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。今季、1年契約でレンジャーズ入りしたが、オープン戦終盤に右脚付け根の張りを訴えてDL入り。14日のロイヤルズ戦で復帰して1回を3者凡退に抑えていたが、連投した翌15日のインディアンス戦では2/3回を3失点。2試合に投げただけで戦力外となった。メジャー通算成績は29試合で1勝1敗2セーブ、防御率5・74。

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