投打かみ合いロッテ大勝!キャプテン鈴木「これを弾みに…」

[ 2015年5月9日 18:05 ]

<ロ・西>お立ち台に上がってライバル対決記念タオルの「千葉が勝つ」を持つ(左から)鈴木、田村、古谷

パ・リーグ ロッテ10―2西武

(5月9日 QVC)
 ロッテの投打がガッチリとかみ合い、7連勝中の西武に勝利を収めた。

 4回に2点を先制されたロッテはすぐその裏に鈴木の2点適時打で同点とすると、続く田村の犠飛で逆転。6回に2本の適時打でリードを広げると、7回にはデスパイネの3号2ラン、8回には清田の3号2ランが飛び出し、試合にダメを押した。投げては今季初登板となった先発の古谷が5回4安打2失点としっかり試合をつくって昨年7月22日のソフトバンク戦以来となる白星を手にした。

 同点打の鈴木は「何とかバットに当てた。自分が一番うれしくて覚えていない」と興奮気味に4回の打席を語りながらもキャプテンらしくすぐに冷静さを取り戻し、「連勝中の西武を倒せたので、これを弾みに勝っていきたい」とファンの前で今後のチームの躍進を誓った。

 勝ち越しの犠飛に加え、6回にも2点適時打でこの日3打点の活躍を見せた田村は「(打球が)飛んでくれたところがよかっただけ」と打撃の方は謙遜しながらも、チーム内でレギュラー争いが激しい守備に関しては「僕が(マスクを)被らないと始まらない」とキャプテンに負けないくらいの力強いコメントを残した。

 この日が自身の“開幕戦”となった古谷は「2軍でやってきたことをしっかり出して、自分の投球をしようと思った」と試合での91球を振り返ると、自身を援護し、一緒にお立ち台に上がった鈴木と田村の2選手とは対照的に「微力ながら頑張ります」と控えめな言葉で周囲の笑いを誘っていた。

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