巨人9回2死から同点!11回勝ち越し!逆転で連敗止めた

[ 2015年5月9日 21:55 ]

<D・巨>9回2死三塁、右前適時打を放つ亀井

セ・リーグ

(5月9日 巨人2―1DeNA)
 巨人がDeNAとの首位攻防戦で延長戦を制し、連敗を止めた。DeNAは現球団名で初となる7連勝はならなかった。

 新潟で行われた首位攻防戦第2RはDeNA先発・山口と巨人先発・杉内の投手戦となった。

 山口は初回2死から3番亀井に中二塁打を打たれたが、4番大田を中飛に仕留めピンチを切り抜けた。打線から先制点をもらった2回以降は安定したピッチングを続けて8回までスコアボードに0を並べる。だが完封目前の9回、2死三塁で亀井に右安打を打たれて同点に追いつかれた。

 5日の広島戦(マツダ)でプロ最短2/3回、6失点KOで今季初黒星を喫した杉内は中3日で登板。前回登板の屈辱を払しょくしたい杉内は、初回にアンラッキーな内野安打で先制点を許したが、その後は安定した投球を見せた。12球団の本拠地以外の登板ではソフトバンク時代の08年から7連勝中と、得意の地方球場で力投。毎回となる9個の三振を奪い5回を1失点に抑えた。

 粘投する投手陣を救いたい巨人打線は、8回まで山口の前に無得点も9回に反撃。先頭打者の金城が相手失策で出塁し、代走の鈴木が二盗を決め同点のチャンスに。小林が犠打で走者を進めて1死三塁。代打・高橋由が三振に倒れるも亀井が右前にタイムリー安打を放ち土壇場で同点に追いついた。

 延長に突入した試合は11回、巨人が1死三塁、小林の遊ゴロで三塁走者の鈴木が俊足を生かして生還。貴重な勝ち越し点をもぎ取った。6番手で登板した山口が締めて逆転勝利。巨人は連敗を4で止めた。

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