大谷 高速クイックで開幕楽天封じへ 1・28→1・1秒に大幅短縮

[ 2015年3月25日 08:25 ]

中田(左)に首をつかまれる大谷

 高速クイックでイヌワシ軍団を封じ込む。27日の楽天戦(札幌ドーム)で初の開幕投手を務める日本ハム・大谷が札幌ドームで行われた全体練習に参加。ブルペンで約60球を投げ込み、「クイック(モーション)が昨年と一番違うところ。タイム的には問題ない。走ったら、あとは捕手に任せるだけ」と力強かった。

 投げ始めてから捕手が捕球するまで1・20秒で合格ライン。昨季の平均タイムは1・28秒だが、今季は「1・1秒くらい。それを切ったりもする」と大幅に短縮した。キャンプ中からセットポジションで構えたグラブ位置を低く修正するなど無駄のない投球フォームを模索した。

 今季、楽天・大久保監督はシーズン200盗塁を目指す「“超”機動力野球」を掲げ、オープン戦は16試合で12球団トップの21盗塁をマークした。聖沢、岡島ら俊足打者がズラリと並ぶが、右腕は「全体的に良くなった。コツがある」と対策へ自信を見せた。

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