阪神ゴメス 沖縄入りへ 8日チームに合流

[ 2015年2月7日 05:30 ]

阪神・ゴメス

 阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)が、7日に来日し沖縄入りすることが分かった。宜野座キャンプを視察している高野栄一球団本部長(51)が6日、「本日、飛行機で出発しました」と明かした。ゴメスはこの日の昼頃に、ドミニカ共和国を出発しておりフランス経由で到着予定。8日からチームに合流する。

 当初は1月28日の来日予定だったが、母国でパスポートの盗難に遭い、延期。その後、パスポートが再発行され、4日にも来日できるはずだったが、ビザ(査証)がおりず再延期となっていた。見かねた球団サイドが渉外担当を現地に派遣するなどのドタバタ劇もあったが、ようやく、一段落つくこととなった。

 とはいえ、調整が遅れたのは紛れもない事実。夫人の出産などで遅れた昨年よりも3日早い来日となるが、昨年は遅れを取り戻す過程で右膝裏を痛めた経緯もあり、和田監督は慎重な姿勢を崩さない。

 「まず自分の目で見ないと。(現地から)情報はもらっているけど。来てみないと分からない。時差ぼけもあるだろうし、一日二日、体を慣らして今後の予定はそれから」

 チームの練習に本格的に合流できるのは、11日から始まる第3クール以降。打撃面で注目を集めるが、投内連係、サインプレーなど確認事項も多い。失われた時間を取り戻すべくハイペース調整となるようなら、指揮官にとって当面は不安な日々が続きそうだ。

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2015年2月7日のニュース