巨人ドラ１岡本に“１軍昇格養成ベルト”　ど根性トレで巨人の星に

岡本（左）と握手を交わす阿部

　キャンプ２軍スタートとなった巨人のドラフト１位・岡本（智弁学園）が、「１軍昇格養成ベルト」でレベルアップを図る。内田２軍打撃コーチの提案により、宮崎２軍キャンプで打撃練習時に８キロの重り付きのベルトを導入。内田コーチは「下半身を使わないと振れないし、（ベルトをして）５０、１００と振った後は、腰の回転が軽くなる」と狙いを明かした。

　内田コーチがヤクルトでの現役時代、若松勉らとともに中西太コーチから学んだ方法が元祖。タイヤのチューブに砂を詰めたものを腰に巻いてバットを振ることで、強いスイングと下半身主導の打撃を学んだ。このオフには２軍選手に岡崎２軍監督が１日１０００スイングを課しており、内田コーチは「バットを振りますよ、というメッセージ」と代弁した。

　高校通算７３本塁打を誇る将来の４番候補。この日新人合同自主トレを打ち上げ「もっとバットを振っていきたい。もっと体を強くして、そこから技術を吸収したい」と決意を新たにした。♪行け行け和真、どんと行け～、とばかりに、ど根性トレで巨人の星になる。