ソフトB工藤監督 全選手の故障歴調査へ 自身の故障が教訓に…

[ 2015年1月12日 05:30 ]

日本体育協会主催の研修会で講演するソフトバンク・工藤監督

 ソフトバンクの工藤新監督が、全選手を対象に過去の故障歴の調査に乗り出す考えを明かした。

 東京都港区で選手とトレーナーの関係をテーマに講演。自身が中学時代に痛めた左肘をプロで再び故障した経験を挙げ「過去のケガを調べようとしている。子供の頃にケガをした場所は、大人になってから出やすい。それを知った上でトレーニング方法を考える」と話した。

 昨季の開幕ローテーションのうち、開幕投手の摂津は10勝を挙げたが右肩筋疲労の影響で規定投球回数に到達せず、寺原は右膝、ウルフは右肘の手術で長期離脱。筑波大大学院で「外科系スポーツ医学」を学ぶ指揮官は「ケガをさせないために、リスク管理を行わなければ」と語った。2年連続日本一に向け、ケガ人の少ないチームをつくり上げる。

続きを表示

この記事のフォト

2015年1月12日のニュース