阪神・坂井オーナー 来季V厳命「日本一とダブルで」

[ 2014年11月26日 08:23 ]

納会の冒頭であいさつする坂井オーナー

 阪神は25日、大阪市内のホテルで球団納会を開いた。冒頭のあいさつに立った坂井信也オーナー(66)は日本一奪回には失敗しながらも首脳陣、選手たちには一定の合格点を与えた。

 「今年はCSで連勝を重ねていく姿を見て、自信を持って“見事だった”といえる。日本シリーズでは勝てませんでしたが、充実の一歩手前のシーズン」

 昨年とは一変した総括だった。昨季はリーグ2位ながらCSファーストステージでは広島相手に2連敗。「頑張った面は多々ある」と一定の評価をしながらも終盤での失速を指摘。「(周囲から)大失速、スタミナ切れと言われた。来年はこういったことを言われないように」と話していた。

 来年は球団創設80周年の節目の年だけに、坂井オーナーも「リーグ優勝、日本一をダブルで取れるように頑張ってほしい」と、あらためてリーグ優勝を厳命した。頂点を目指す和田阪神が虎の歴史に新たな1ページを加えるために再発進する。

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