1500万円増の福原 球児超え狙う!5年連続50試合登板に意欲

[ 2014年11月26日 05:30 ]

1500万円増に笑顔の福原

 阪神・福原忍投手(37)は1500万増の1億2000万円で更改した。自ら「1500万円増」と公言した。自己最多だった12年に並ぶ60試合登板で42ホールドポイントを挙げ自身初の個人タイトルとなる最優秀中継ぎ投手を獲得。「タイトルはチームのおかげで獲らせてもらった」と感謝を込めた。(金額は推定)

 4年連続50試合登板は阪神では藤川以来で、来季は「球児超え」の5年連続も視界にとらえた。救援再転向で復活を遂げた11年から55、60、50、60試合に投げてきた。また一つ歳を重ねる来季も同じ覚悟だ。

 「成績は今年以上。とにかく来年も中継ぎで1年間投げられるようにしっかりトレーニングしたい。“投げろ”と言われたところで投げるだけ。まずはリーグ優勝。CSも勝って日本シリーズに出るのが一番。それを目指していく」

 年齢に関する話題を振られても「それは気にしていない。あまり考えてない」と意に介さなかった。負担を分かち合える若手台頭への願望も「ないことはないけれど…」としながら、「自分のことをがんばります」と受け流した。確立した役割を譲る気はない。

 「来年は防御率(4・05)をよくしたい。それだけ打たれたということだから。持ち球はストレート。こだわって、がんばりたい」。速球勝負の若々しい投球スタイルの継続も宣言した。4年連続の昇給で11年に3600万円まで落ち込んだ年俸も回復。来季も5年連続でフル回転を果たせば、自己最高年俸だった1億3000万円(07年)の更新も見えてくる。

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2014年11月26日のニュース