岩隈にブレーブス興味　トレード市場人気上昇、交換要員に

マリナーズの岩隈（ＡＰ）

　ブレーブスがマリナーズの岩隈久志投手（３３）をトレードの交換要員の一人に挙げていると、米情報サイト「ファンサイデッド」が２１日（日本時間２２日）付で報じた。ボストン・グローブ紙が１６日付でレッドソックスへのトレードの可能性を報じるなど、今季メジャー自己最多１５勝を挙げた右腕の人気がトレード市場で上昇している。

　同サイトは、ブ軍が来オフにＦＡとなる外野手、Ｊ・アップトンのトレードを画策し、マ軍の１０年ドラフト１巡目（全体４３番目）のウォーカーを交換要員に挙げた。ただ、マ軍が有望株の２２歳右腕を放出しなかった場合「ブ軍の先発陣の２、３番手にフィットするだろう」と岩隈が候補に挙がる可能性があるとした。

　岩隈は１２年オフにマ軍と２年契約を結んだ際に、２シーズンの合計投球回が３５０を超えれば、１５年の契約が自動更新される条件を付加。今年８月にクリアし、来季は７００万ドル（約８億２６００万円）で契約延長することが決まっていた。だが、来オフにＦＡとなる右腕にレ軍など複数のチームからトレードの問い合わせがマ軍側に来ており、今後の動向が注目される。