金子 米球界評価は?「岩隈のように予想を上回る活躍をする可能性もある」

[ 2014年11月15日 07:45 ]

<大リーグ選抜・侍ジャパン>5回を3安打3失点の金子千
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日米野球第2戦 大リーグ選抜4―8侍ジャパン

(11月14日 東京D)
 現時点で米球界での金子の評価はどうか。アリゾナ州フェニックスでこの日閉幕したGM会議でも「KANEKO」の名前は関係者の間で話題となった。あるア・リーグ西地区の球団関係者は「ローテーションでは4番手ぐらいの位置付けではないか」と語った。

 ただ、獲得する上で検討材料となるのが、ポスティングした際にオリックスに支払う譲渡金。上限は2000万ドル(約23億2000万円)だが、同関係者は「2000万ドルに設定された場合、手を挙げる球団は少なくなる。1000万ドル(約11億6000万円)前後が適正価格ではないか」と予想した。理由としては、31歳という年齢。昨年末、当時25歳だった楽天・田中がヤンキースと7年契約を結んだが「金子の年齢を考えると3年契約が妥当。そうなると、2000万ドルの譲渡金は見合わない」とした。

 実力に関する評価は分かれる。広島の前田健と比較されることが多いが、ダイヤモンドバックスのデーブ・スチュワートGMは「マエダの方が欲しい」ときっぱり。一方、ナ・リーグ東地区のある球団スカウトは「私はマエダより上とみている。岩隈のように予想を上回る活躍をする可能性もある」と語った。

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2014年11月15日のニュース