オリドラ2は“ハマのムネリン” スカウト断言「A・ロッドになる」

[ 2014年10月25日 05:30 ]

横浜隼人の宗

 オリックスは24日、ドラフト2位で指名した横浜隼人の宗佑磨内野手(18)に、横浜市内の同校で指名あいさつをした。

 宗は「尊敬するイチローさんがいたオリックスに上位で指名していただいて光栄です」と感激の様子。前日から祝福メールが300通も届き、「実感が少しずつわいてきた」と目を輝かせた。

 ギニア人の父を持つ宗の愛称は「ハマのムネリン」。しかも、本家の川崎宗則に負けじとイチロー(現ヤンキース)にあこがれてきた。シーズンオフにイチローは神戸で自主トレをするのが慣例で、新人は必ずあいさつに出向く。宗は「アスリートとしての心構えを聞いてみたいし、練習も見学したい」と興奮気味。例年の新人は直立不動になり、イチローのジョークに気の利いたコメントを返せないが、「大丈夫です」と自信を見せた。

 高校生離れした身体能力を買っているオリックスの加藤編成部長は「背中を触っただけで、素晴らしい広背筋だと分かった。もっと体ができれば、A・ロッドみたいになる」と断言。将来的にはチームの核として期待されており、宗も「まずはショートで勝負したい」と鼻息が荒かった。

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2014年10月25日のニュース