巨人ドラ1岡本 木製バットで5発!4番サードへ始動

[ 2014年10月25日 05:30 ]

木製バットで素振りをして感触を確かめる智弁学園の岡本

 巨人からドラフト1位指名を受けた岡本(智弁学園)が原監督から期待された「4番・サード」奪取に向け、同校のグラウンドで早速始動した。

 三塁でノックを受けた後、フリー打撃で木製バットを使い、快音を連発。今冬は本格的な筋力トレーニングを導入し、増量するプランを明かした。

 「ウエートは全然やってこなかったけど、しっかりやって体をつくっていきたい。今は95キロなので、100キロに増やして動けるようにしたい」

 前日は友人らから祝福メールが約300件届いたという。「まだあまり実感は湧かない」と言うが、フリー打撃では59スイングで、高さ約10メートルの防球ネットを越える場外弾1発を含む5本の柵越えを披露。高校通算73本塁打の怪力を見せつけ「体ができてくれば切れが出て、もっと打球も飛ぶと思う」と胸を張った。

 中学時代から練習では木製と金属のバットを併用。今夏の甲子園を終えてからは、プロを見据えて木製のみで練習を積んでおり「(木製の方が)ヘッドが走りやすい」と対応に自信をみせた。

 原監督は前日、自身の後継者として育成する方針を明かした。それを聞いた岡本は「直接指導していただけるのは貴重でありがたいです」と表情を引き締めた。常勝軍団の金看板を背負うため、まずは土台を築き上げる。

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2014年10月25日のニュース