PL学園 新入部員の受け入れ停止、監督不在で…部存続の危機も

[ 2014年10月11日 11:25 ]

 高校野球の甲子園大会で春3度、夏4度の優勝を誇るPL学園(大阪)が来年4月に入学する野球部員の受け入れを行わないことが11日、分かった。同校の渉外課によると、学校の理事会で決まった。再来年度以降に受け入れを再開するかどうかは未定で、今後の状況によっては野球部存続の危機が生じる可能性もある。

 PL学園は不祥事によって昨年2月から6カ月間の対外試合禁止処分を受け、当時の監督が退任。新監督選びは難航し、昨秋の近畿大会から野球未経験の正井一真校長が監督登録でベンチ入りし、実質的に監督不在の状況が続いている。

 今夏の全国選手権大阪大会は決勝で全国制覇した大阪桐蔭に敗れた。新チームで臨んだ秋の大阪大会でも準優勝し、来年の選抜大会の出場校を決める重要な資料となる秋季近畿大会(18日開幕・わかさスタジアム京都)の出場が決まっている。

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2014年10月11日のニュース