過去2年は30分だったのに…「原のカーテン」異例90分

[ 2014年10月11日 05:30 ]

三塁側のベンチ前で突然腕立て伏せを始める原監督。やる気満々?

 巨人は東京ドームの全体練習で、報道陣シャットアウトでチームプレーの確認を行った。キャッチボール、投内連係を終えた後、密室練習を90分。

 原監督は「チームとしての部分を確認することは大事。あとは実戦で個のプレーという部分で、いい状態で入っていければいい」と説明した。11日からの2日間は、独立リーグのルートインBCリーグ選抜との実戦(東京ドーム)に入る。その前に攻守にわたって多彩な戦術を確認する必要があった。坂本は「いい練習ができた。サインプレーなど、ミスのないようにやらないと」と収穫があったことを強調。接戦での戦い、短期決戦では1点の重要性が増す。過去2年は30分程度の非公開練習だったが、今季は異例の長時間となった。

 15日からのCSファイナルステージに向け、指揮官は心得を説いた。「劣勢であるならば諦めない、勝っているならば気を引き締める。相手も秘密兵器は出てこない。胸と胸を突き合わせた勝負になる」。関西で繰り広げられるファーストステージの裏で、本拠地・東京ドームでの調整は最終段階に入る。

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