大阪桐蔭 3年連続で16強入り!粘る明徳義塾下す 3年連続夏の甲子園で激突

[ 2014年8月19日 16:33 ]

明徳義塾に快勝し、大喜びであいさつに向かう大阪桐蔭ナイン

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 大阪桐蔭5―3明徳義塾

(8月19日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第9日は19日、甲子園球場で2回戦3試合を行い、第3試合は3年連続8回目出場の大阪桐蔭(大阪)と5年連続16回目出場の明徳義塾(高知)という強豪校同士が激突。一昨年の準決勝、昨年の3回戦に続く3年連続夏の甲子園での対戦となった1戦は、序盤に着実に加点した大阪桐蔭が5―3で制し、3年連続で3回戦進出を決めた。これで2回戦すべてが終了し、ベスト16が出そろった。

 大阪桐蔭は初回、1死二塁から3番・香月が右越え2ランを放ち先制。3回には1死一、三塁から5番・森、6番・横井の連続適時打で2点を加え、4回には2死一、二塁から4番・正随の中前適時打で5点目を入れた。

 明徳義塾は0―2で迎えた2回、7番・安田の右越えソロ本塁打で1点を返して一時は1点差としたが、1―4で迎えた3回には2死満塁のチャンスを生かせず。6回の2死二、三塁もあと1本が出ず、7回の2死満塁では1回戦の智弁学園(奈良)戦で代打3ランを放っている田中が代打で打席に立ったが、野手の間に落ちそうな飛球を二塁手の美技に阻まれ、またも無得点。9回には2死一塁から4番・岸が左越え2ランを放ち、なおも2死一塁とチャンスが続いたが、最後は代打が空振り三振に終わった。

 夏の甲子園で両校が対決するのは3年連続で、準決勝で対戦した一昨年は藤浪晋太郎投手(現阪神)を擁する大阪桐蔭が4―0で勝ち、そのまま優勝。3回戦で対戦した昨年は明徳義塾が5―1で勝って森友哉捕手(現西武)が主将を務めていた大阪桐蔭の2連覇を阻んでいた。

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