巨人 7連勝で交流戦Vへ前進!杉内危険球退場も打線が西攻略

[ 2014年6月17日 21:01 ]

<巨・オ>5回無死一、三塁、阿部は西から3ランを放ちニンマリとした表情を見せる

交流戦 巨人8―0オリックス

(6月17日 東京D)
 交流戦首位の巨人が16安打8の猛攻で2位オリックスとの直接対決を制して7連勝、2年ぶり2度目の優勝に大きく前進した。

 打線が防御率1点台の西を攻略した。4回2死一、二塁から長野が右翼フェンス直撃の適時三塁打を放ち、2点を先制。さらにロペスも中前適時打で続き、この回計3点。続く5回には亀井の二塁打、村田の三塁バントヒットで無死一、三塁とし、5番・阿部が右翼へ「今シーズン一番の手ごたえだった」と振り返る豪快な7号3ラン。12安打を浴びせて西をKOした。さらに代った中山からも1点を奪い、8回にも1点を加えた。

 先発の杉内が3回に平野恵に頭部死球を与え、危険球により退場となるアクシデントもあったが、急きょ登板した笠原が2回2/3を2安打無失点と好投し、今季初勝利。6回以降も小刻みな投手リレーで無失点に抑えた。

 オリックスは今季ここまで11試合に登板して9勝2敗、防御率1・08と抜群の安定感を誇っていた先発の西が4回0/3で12安打6失点と大誤算。打線も6回以降は無安打の散発4安打と振るわず、今季の巨人戦は3戦全敗となった。

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2014年6月17日のニュース