上原ホッ綱渡り5セーブ 今季初失点も「勝てばいい」

[ 2014年4月28日 05:30 ]

ブルージェイズ戦で今季初失点したがセーブを挙げ、ほっとした表情を見せるレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス7―6ブルージェイズ

(4月26日 トロント)
 レッドソックスの上原、田沢はそろって今季初失点を喫したが、チームはからくも逃げ切った。7―3の8回から田沢が登板し、先頭のフランシスコに被弾。さらに3安打で失点して降板した。救援左腕を挟み、2死満塁からは上原が登板。ここは抑えたが、イニングをまたいだ9回先頭のバティスタに一発を浴びて1点差に迫られた。なお2死一、二塁とされるも最後はしのぎ5セーブ目を挙げた。

 田沢は11、上原は8で開幕からの連続試合無失点が途切れ、いずれも初被弾。対ブ軍は通算16試合で防御率7・63となった田沢は「有利なカウントから甘く入ってしまった。詰めが甘かった」と反省。レギュラーシーズンでは昨年6月30日に同じバティスタに打たれて以来、約10カ月ぶりに本塁打を打たれた上原は「一発で気持ちを入れ直した。とにかく勝てばいい。それが一番」と話した。

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2014年4月28日のニュース