マー君 6回1/3で11K!2失点 勝ち負けつかず

[ 2014年4月28日 11:40 ]

6回1/3を投げ、5安打5四死11三振、2失点だったヤンキース・田中

ア・リーグ ヤンキース3―2エンゼルス

(4月27日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手(25)が27日(日本時間28日)のエンゼルス戦に4勝目を目指し先発。500発男アルバート・プホルス内野手(34)、マイク・トラウト外野手(22)らメジャーを代表する強打者と対戦し6回1/3を投げ、5安打5四死11三振、2失点だった。降板後にチームが同点に追いつき勝ち負けはつかなかった。

 「注目して見てください」と語っていた田中。初回1死後、トラウトに左前打を許すが、プホルスは空振り三振。4番・ケンドリックは四球も5番・アイバーは三振。アウトは全て三振の立ち上がりを見せた。2回は1四球1三振。

 3回、先頭のカウギルに二塁打を浴びるが、トラウト見逃し三振。プホルス四球もケンドリックを遊ゴロ併殺に打ち取り無失点を続ける。

 だが、4回1死満塁のピンチ。9番・シャックの二ゴロの間に先制点を奪われる。

 5回はトラウトを空振り三振、プホルスを二ゴロと注目の2人を封じた2死から、4番・ケンドリックが左越え三塁打を浴びたがアイバーを再び三振に。その裏、ヤ軍は1死二、三塁からイチローの遊ゴロで1―1とした。イチローは今季初打点。

 同点直後の6回。6番・フリースに右越えソロを喫し再び1点のビハインドに。7回1死を奪ったところで交代。メジャー最多の108球を投げ、自己最多の11奪三振をマークし2失点でマウンドを降りた。その裏、テシェイラのソロが飛び出し2―2の同点に。そして8回、暴投で勝ち越したヤンキースが1点差で勝利した。

 ▼田中将の話 リズムが悪かった。点を取られないように球数をかけようと思っていたので、その粘りは出せた。リードを許した状況でマウンドを降りたので(チームが)勝てたことがうれしい。

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