菅野&内海開幕譲らん!原監督「2人ともいい位置にいる」

[ 2014年3月3日 05:30 ]

<巨・ヤ>力投する巨人先発・菅野

オープン戦 巨人1―0ヤクルト

(3月2日 東京ドーム)
 巨人の開幕投手を争う2投手がそろって結果を残した。まずは先発した菅野。3回を1安打無失点に抑えたが、この試合までは「結果にこだわらない」と内容重視で臨んだ。

 「真っすぐで押していけたのが収穫。いい方向に向かっている」

 そう話した通り球威が抜群だった。初回、先頭の山田を外角148キロ直球で空振り三振。初回を終え、実戦初バッテリーとなる同い年の新人・小林と「真っすぐが来ている。真っすぐでいこう」と確認。直球主体の2回以降は完全投球だった。

 菅野が今季のテーマである直球で成長を見せれば、エース・内海も黙っていなかった。4回からの3イニングを完全投球。22日のDeNAとのオープン戦(沖縄セルラー)では2回8失点を喫し、こちらは「前回失点しているので意識した」と結果にも重点を置いていた。

 ここまでの成績だけを比較すれば2試合連続で好投した菅野が一歩リード。15日すぎの大役決定を示唆している原監督は「まだ尚早ではあるけれど、2人ともいい位置にいてくれていると思います」と話すにとどめた。

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