村田&長野 鬼コンビで55発宣言 節分特注バットで予行演習

[ 2014年2月4日 05:30 ]

村田はフリー打撃に赤と黒の模様がらせん状に入ったバットで登場

 巨人・村田が長野との「鬼コンビ」で計55本塁打を今季の目標に掲げた。節分の日。道具メーカーに特注した鬼のこん棒をイメージしたバットを、そのままフリー打撃に使用した。村田は赤と黒、長野が黄色と黒のカラーリングだ。

 「鬼バットは長野が用意していた。2人で今年は55本打てたらいいね。(巨人時代に55番の背番号をつけていた)松井さんもいらっしゃってるし頑張ります」と村田。赤鬼バットで1本の柵越えにとどまったが、今季は本塁打増へ、打球を捉えるミートポイントをボール1個分投手方向へずらしている。「差し込まれないように。右方向ばかりでなくて引っ張れる時には引っ張れるようにしたい」と語った。

 昨季は打率.316で、本塁打は25本。長野は昨季19本だが、本来長距離打者ではない。目標達成には村田が35本塁打以上が必要だ。

 長野も連日鋭い打球を飛ばし、順調にキャンプを送っている。主軸となる2人が思惑通りに働けば、原巨人はまさに「鬼に金棒」だ。

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