マー君調整難航だけど…立花社長「長引かせるつもりはない」

[ 2013年12月21日 05:30 ]

田中はブルペンで軽めに投げる

 楽天の立花陽三球団社長(42)は20日、仙台市内の球団事務所で報道陣に対応。新ポスティング・システムでの田中のメジャー移籍を容認するかどうかについて「何も決まっていない。日本の大投手でウチのエース。そんな簡単に決まる話ではない」とし、方針決定の時期についても「長引かせるつもりはない」と語るにとどまった。

 「田中抜きで、ウチが優勝できるかどうかが重要」と話すが、ファンも含めた利害関係者を納得させる結論を出すには、時間を要するとの認識だ。三木谷浩史オーナーとも連日話をしていることを明かした上で「基本的に同じ考え」とした。

 田中はこの日、室内練習場でキャッチボールの後、ブルペンの傾斜を使って21球を投じた。「傾斜と平面で体の使い方は変わってくる。体にいろんな刺激を入れるため」と説明。球団の決断の時を静かに待っている。

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2013年12月21日のニュース