伊原新体制が始動「必ず優勝する」　積極的に選手と交流図る

　西武は２３日、西武ドームで秋季練習を開始し、伊原春樹新監督が率いる新体制がスタートした。伊原監督は選手、スタッフを集めて１０分間ほど訓示し「優勝を目指すのではなく、必ず優勝する」と呼びかけた。球団の伝統や社会人としてのあり方なども説いた。

　指揮官は練習中、積極的に選手とコミュニケーションを図った。国内フリーエージェント（ＦＡ）権を持つ涌井、片岡とも話し「絶対におまえは必要だ」と思いをぶつけたことを明かした。

　監督の前任時に入団した主将の栗山は「お父さん的な存在。当たり前のことを当たり前にやれと言われてきた。しっかりできるようにしていきたい」と気を引き締めた。