阪神 1位最有力は九州共立大・大瀬良 メッセ去就が影響

[ 2013年10月23日 06:00 ]

阪神が1位指名の最有力候補に挙げる九州共立大・大瀬良

 阪神が24日のドラフト会議で、九州共立大・大瀬良大地投手(22)を1位指名の最有力候補に挙げていることが22日、分かった。

 この日午後、高野栄一球団本部長、中村勝広GM、佐野仙好アマ統括スカウトらが大阪市内の阪神電鉄本社を訪問し坂井信也オーナーにドラフトの指名選手などを報告。会合に出席した球団幹部の一人は「スカウトも入っていろいろな話をした。(指名順などを)シミュレーションをしながらね」と説明したが大学屈指の本格派の指名に踏み切ったもようだ。

 大瀬良は九州共立大では1年から主戦。今年7月の日米大学野球では日本代表のエースとして国際舞台も経験するなど、スケールの大きい即戦力右腕だ。武器となるのが1メートル87、89キロの体格から投げ下ろす直球で最速153キロを計測する。

 先発を含めて投手陣は駒不足の状況のなかメッセンジャーにはメジャー移籍の可能性が浮上。退団なら大幅な戦力ダウンは必至だ。1年目からローテーションの一角を担える即戦力投手、または、もう1つの課題でもある守護神を担える逸材でもある大瀬良は、来季V奪回を狙う上で必要不可欠な存在と言えそうだ。

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2013年10月23日のニュース