大竹7回零封で10勝目 広島26年ぶり“先発10勝カルテット”

[ 2013年9月29日 17:21 ]

<巨・広>7回を6安打無失点に抑え、10勝目を挙げた広島・大竹

セ・リーグ 広島4―0巨人

(9月29日 東京D)
 広島の大竹が7回6安打無失点と好投し、2年連続となる2桁勝利を挙げた。前田、野村、バリントンと2桁勝利の先発陣が4人そろうのは、1987年(大野13勝、川口12勝、北別府、川端10勝)以来26年ぶり。チームも12年連続のシーズン負け越しに1敗もできない状況でなんとか踏みとどまった。

 広島は初回、無死二、三塁でキラの中前2点適時打で先制。9回にも石原の中前打などで2点を追加し、試合を決めた。先発・大竹は、得点圏に再三走者を許すも、気迫の投球で得点を許さず。8回からは永川、ミラコイオの継投で逃げ切った。現役引退を発表した前田智がこの日に1軍登録されたが、出場機会はなかった。

 巨人は今季初勝利をかけて小山が4度目の先発に挑んだが、立ち上がりをつかれ初回に2失点。2回以降は持ち直すも6回に代打を送られ今季初黒星を喫した。

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2013年9月29日のニュース