野球殿堂入り“小倉のエース”福嶋一雄さん　祝賀会に３００人

殿堂入り祝賀会で謝辞を述べる福嶋一雄さん。左は殿堂レリーフ

　今年１月に野球殿堂入りした元小倉中・高投手、福嶋一雄さん（８２）の祝賀会が２８日、北九州市小倉のホテルであり、約３００人が祝った。

　１９４８年（昭２３）、夏の甲子園大会で連覇を達成した小倉のエース。福嶋さんは１年先輩の主将・捕手の原勝彦さん（８３）が「ミットを構えた所に投げないと、捕ってくれなかった」と猛練習の一端を明かした。「あの頃は鬼のように思っていたが、今では仏様だ」と話し、場内の喝采を誘った。