バレ 6試合ノーアーチも2安打2打点!3冠王グイッ

[ 2013年9月25日 21:42 ]

<ヤ・巨>4回2死一、二塁、右前適時打を放つヤクルト・バレンティン

セ・リーグ ヤクル7―6巨人

(9月25日 神宮)
 ヤクルトのバレンティンが25日、神宮で行われた巨人戦で3打数2安打2打点、1四球と復調。本塁打は出ていないが、初回に2死三塁で左前適時打を放ち6試合ぶりの打点を挙げると、4回には右前にぽとりと落ちる適時打。58号を放った18日のDeNA戦(横浜)以来、本塁打は6試合出ていないが、6試合ぶりのマルチ安打となり「きょうはラッキーな日だね」とご機嫌。

 24日の巨人戦では、7回の第4打席で見逃し三振と判定されたことを不服とし、渡田球審に暴言を吐いたため来日初の退場処分を受け、この日の試合前に、厳重注意と制裁金10万円が科されたばかりなだけに、汚名返上の活躍となった。

 これでトップにいる本塁打数は58のままだが、打率を・332と上げた。打点も124として、トップのブランコ(DeNA)の125に1差に迫った。残り試合はブランコより三つ多い「10」。バレンティンは「シーズンが終了した時にどうなっているか、結果を待ちたい」と語るが、3冠王も現実味を帯びてきた。

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