MVPは阪神・新井貴 3安打1打点に「楽しかった」

[ 2013年7月20日 21:13 ]

<全セ・全パ>3回2死一、二塁、中前適時打を放つ新井貴

マツダオールスターゲーム2013第2戦 全セ3―1全パ

(7月20日 神宮)
 第2戦のMVPに輝いた阪神・新井貴は、お立ち台で「楽しかった」を連発し、喜びを表した。

 5年ぶりの大舞台。この日は「5番・一塁」で先発出場。第1打席は2回無死一塁から中前打でチャンスを広げ、続く宮本の同点打をお膳立て。3回の第2打席は2死一、二塁の場面で勝ち越しの中前適時打と、西武・牧田から2安打を放った。5回の第3打席は、ソフトバンク・千賀の前に空振り三振に倒れたものの、7回の第4打席にはオリックス・佐藤から中前打を放った。

 4打数3安打1打点で全セの勝利に貢献し、堂々のMVP獲得。「いいスイングができて良かった。ベンチも楽しいし雰囲気もいい。超満員の中でやらせてもらって楽しかった」とファンの歓声に笑顔で応じた。

 今年の球宴は日本ハム・大谷や阪神・藤浪などルーキーに注目が集まっているが、そんな若手のプレーを「すごいな、と思って見ていました」と新井貴。それでもベテランとして、負けずに存在感を発揮し「久しぶりだったが楽しかった」と、白い歯を浮かべた。

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2013年7月20日のニュース