内川3打点!交流戦Vへ「あと4試合がすごく大事になる」

[ 2013年6月9日 18:21 ]

<中・ソ>先制本塁打、勝ち越し二塁打と大暴れしファンの声援に笑顔で応える内川

交流戦 ソフトバンク7―3中日

(6月9日 ナゴヤD)
 ソフトバンクの内川が、先制弾と同点に追い付かれた後の勝ち越し打と大事な場面で活躍し、4打数2安打3打点で、チームの交流戦首位をキープに貢献した。

 最初の好機は初回。1死2塁から中日先発の山本昌の内角のスライダーを左翼席へ運び、2点先制。「チームの中で初回からガンガン攻撃していくことが合言葉になっているので、最初のチャンスでしっかり得点出来て良かった」と喜んだ。

 7回に3番手の柳瀬が同点に追いつかれたが、内川は「中継ぎがすごく登板の回数が増えてますし、無理して投げてくれてる中でああやって同点になってしまったことがあって、野手が頑張りたいという思いがあった」と、8回の打席では、適時左前打を放ち勝ち越しに成功。先発陣がなかなか完投できないチーム事情の中で、登板が増える中継ぎ陣を援護したい思いが結果に出て「いい形でヒット打てて良かった」と振り返った。

 引き分けを挟んで4連勝と勢いに乗っているチーム状況だが、「現状首位ですけど、あと4試合がすごく大事になる」と気持ちに緩みはない。「目の前の目標をしっかり達成することで、シーズン後半大きな目標に向かっていける。残り4試合ホームだし、全部勝てるように頑張ります」と交流戦優勝に向け、気を引き締めていた。

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2013年6月9日のニュース