谷繁に“懲罰交代”高木監督「出しとく意味ないでしょ」

[ 2013年6月9日 20:43 ]

8回、暴投となった球を追わず、2点を献上した中日の捕手谷繁。奥は二塁から生還した松田を迎えるソフトバンクナイン

交流戦 中日3―7ソフトバンク

(6月9日 ナゴヤD)
 一度は追いつきながら、中日は終盤に力尽きた。“2ラン振り逃げ”を献上するミスも出て、点差以上に後味の悪い敗戦となった。

 同点に追いついた直後の8回、1点を勝ち越され、なおも1死二、三塁。長谷川が空振り三振した球が暴投となったが、これを捕手の谷繁が追わず、二走の松田まで一気に生還。怠慢ともいえるプレーに、高木監督は「あそこであんなふうになって、出しとく意味ないでしょ」とベテランに“懲罰交代”を命じた。

 不動の1番の大島を2番で起用、7回には代打を送るなど執念の采配も実らず、指揮官は「厳しくなる一方や」とこぼした。

 ▽谷繁(暴投で一挙2点を失い、直後に交代)「ちゃんと(球を)追わなかったから2点入った。僕が悪い」

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