台湾 あと1人まで日本追い詰めた 指揮官「私も感動している」

[ 2013年3月9日 06:00 ]

<台湾・日本>スタンドにあいさつする台湾ナイン

WBC2次ラウンド1組1回戦 台湾3―4日本

(3月8日 東京D)
 台湾は7回まで2―0でリードし、8回にも勝ち越した。日本をあと一歩まで追い詰めた台湾の謝長亨(シェ・チャンホン)監督は「敗れはしたが、大きなプレッシャーをかけられたと思う。私も感動している」と努めて冷静に試合を振り返った。

 米大リーグ通算61勝の王建民(ワン・チェンミン)が6回無失点と好投し、打線も日本の投手陣を攻略した。あとはメジャー経験のある郭泓志(クォ・ホンツィ)らをつぎ込む得意の継投に持ち込んだ。

 しかし、その救援陣がつかまった。8回に連打を許して同点とされてから流れが変わる。その裏にすぐ勝ち越したが、9回に再び同点とされ、延長10回に勝ち越し犠飛を許した。

 初めて進んだ2次ラウンドで大会2連覇中の強豪を最後まで苦しめた。指揮官は「いつの日か、このような試合で勝ちたい」と今後への課題を口にし、9日のキューバ戦に気持ちを切り替えた。

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2013年3月9日のニュース