大谷 重量級バット発注 松井氏全盛時に匹敵 プロでも異例

[ 2013年1月29日 07:07 ]

打撃練習をする大谷

 日本ハムのドラフト1位・大谷(花巻東)が、ゴジラもびっくりの重量級バットを沖縄に持ち込む。千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレを行った二刀流ルーキーはバットについて「今使っているマスコットバット(980グラム)ぐらいがしっくりくる」として、900~910グラムのバットに加えて同じ形状で960グラムのものもメーカーに発注した。

 稲葉モデルからグリップ部分を細く削り、大谷仕様に仕上げたものだが、驚くのはその重さ。25日にフリー打撃を行った際は910グラムのバットを「軽すぎて…」と話していたが、960グラムといえば全盛時の松井が巨人時代に使用していたものに匹敵する。相当のパワーがなければコントロールできず、プロでも異例の重さとなる。

 届いたばかりの内野手用など、グラブは投手用3種類と外野手用の5種類を持参する。新人合同自主トレ打ち上げとなる29日はブルペン入りの予定で、状態次第で初めて捕手を座らせた投球も披露する大谷は「下半身は筋肉痛ですけど、肩は問題ない」。18歳のルーキーはキャンプインが待ち切れない様子だった。

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2013年1月29日のニュース