楽天 ジョーンズ「チームに必要な攻撃力生む」 会見前に被災地訪問

[ 2013年1月29日 16:22 ]

楽天の入団報告会でユニホームに袖を通し笑顔の(右から)ケーシー・マギー、アンドリュー・ジョーンズ、斎藤隆。左端は星野監督

 楽天の新外国人選手で、米大リーグ、ブレーブスなどで通算434本塁打を放ったアンドリュー・ジョーンズ外野手と前ヤンキースのケーシー・マギー内野手が29日、Kスタ宮城で入団記者会見を行い、今季の活躍を誓った。

 ジョーンズは「チームに必要な攻撃力、ホームランを多く生み出せれば」と意気込み、勝負強い打撃が持ち味のマギーは「チームをもう一つ上のステージに上げたい」と語った。

 会見前には東日本大震災で被災した宮城県名取市の閖上中を訪問した。ジョーンズは「どんなにすごいことだったのか目の当たりにして言葉にならなかった」と息をのんだ。マギーは「過去に生きるのではなく少しでも前を向けるように、自分はできることを精いっぱいやっていきたい」と話した。

 この日夜に仙台市内で開かれたファンへの入団報告会に出席したジョーンズは「マギーとともに本塁打を打つごと、打点を挙げるごとに、いくらか寄付したい」と被災地に寄付金を送る意向を示した。

続きを表示

この記事のフォト

2013年1月29日のニュース