大谷 2・7紅白戦でDHデビュー浮上 二刀流まずは打者から

[ 2013年1月12日 06:00 ]

ティー打撃を行う日本ハム・大谷

 日本ハムのドラフト1位・大谷(花巻東)が、早ければ2月7日に組み込まれた1軍紅白戦(名護)で野手として実戦デビューする。首脳陣は1軍キャンプ最初の紅白戦では新人選手を含む若手に出場機会を与える方針で、調整が順調ならば、指名打者(DH)としての出場が有力視される。

 「(まずは)バッターとしての力が必要だと言われれば喜んでやりたい」。千葉県鎌ケ谷市の鎌ケ谷スタジアムで新人合同自主トレをスタートさせた黄金ルーキーはそう話した。すでにキャンプは2軍スタートが決まっているが、例年、1軍の最初の紅白戦は新人の「登竜門」ともなっている。ベテランの主力は調整途上とあり、メンバー不足から2軍から有望新人が招集される。昨年も早大ソフトボール部出身の大嶋が出場し、初打席でバックスクリーンへ本塁打を放った。

 7日時点では新人投手はまだフォーム固めの時期であり、さらに成長痛も抱える右腕だけに、栗山監督も大谷のプロ初実戦については「普通に考えれば、そう(野手に)なるね」とした。

続きを表示

2013年1月12日のニュース