中日 吉見 WBC候補を辞退「右肘の不安消えず迷惑かける」

[ 2013年1月7日 16:49 ]

WBC日本代表候補を辞退した中日・吉見

 中日は7日、吉見一起投手がWBC日本代表候補を辞退すると発表した。

 昨年9月に痛めた右肘の状態が思わしくなく、同日に本人が山本浩二監督へ電話で申し入れ、山本監督も了承した。

 吉見は「昨年痛めた右肘の不安が完全には消えず、この状態で合宿に参加しても迷惑をかけることになると判断し、球団とも相談して辞退を決めた。日本代表がWBC3連覇を果たされることを願っています」と球団を通じてコメントした。

 吉見は2日に大阪府吹田市内にある実家近くの公園で始動。WBCの使用球でキャッチボールし「球数制限もあるし、今考えているのは1球で打ち取りたい。ストライクゾーンの中で勝負球投げるというイメージですね」と抱負を語り、肘の「痛みは全然ない。調整は例年より1カ月近くは早いかな」と出場への意欲を語っていた。

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2013年1月7日のニュース